GitHubのコメントでSuggestionを出す
この記事はOpenSaaS Studio Advent Calendar 2019、15日目の記事です。
TL;DR
はじめに
僕が所属するDeveloper Productivityチームではいろいろな作業を自動化していて、その多くが GitHubのコメントを通して実行できるようになっています。
毎日使う機会があるので毎回手打ちするのはめんどくさいし、タイポする可能性もあるなあと思い、これらのコマンドをsuggestしてくれるBrowser Extensionを作ろうと思いました。
開発を始める
まず参考になりそうな refined-github のコードを軽く読んで開発を始めました。
package.json
の dependencies
は extension
開発のためのライブラリなどが多くあって、どんなものかを見るだけでも面白いと思います。
使ったツール・ライブラリは慣れと開発のしやすさを重視して、
TypeScript
React
Redux
styled-components
webpack
などです。 特に問題なく使用できます。
開発をしやすくする方法
書いたコードを反映させるために毎回Chromeのsettingから読み込み直させる必要があります。
これは大分手間ですが、crx-hotreload を使うことで変更した際に自動で読み込み直すことができます。
Firefox
では web-ext を使って同じことが実現できます。
審査
ChromeもFirefoxもどちらもストアに上げる前に審査が必要です。(unlistedやprivateの場合でも) Chromeの方は審査はすぐに終わり(数時間)特に何も言われずに公開できました。 Firefoxは今日(12/15)の夕方くらいにアップロードしてみましたが、終わりそうな気配はないです。(審査のQueueが見えるけど数時間経っても10 of 10) またFirefoxの場合はソースコードの提出が必要で、別途zipにして提出をしました。
終わり
Extensionを開発するのは初めてでしたが、思っていたよりもすんなりできました。 ある程度開発してから気づきましたが、 Extension Workshop というサイトがあり、Extension開発についての便利情報が沢山書いてあるので、最初はここを読むべきだと思います。 ExtensionのGenerator も存在していて、大分開発しやすい環境になっているなと思いました。
この投稿を見て興味を持った方はぜひ開発してみてください。